| 吉野: 今回発売されたgigabeat®(ギガビート)※1 は、これまでの商品とどのような違いがあるのかを機能的な面から教えていただきたいのですか。 |
毛塚: まず初めにご存じない方のためにもお話しておきたいのですが、このギガビートという商品はパソコンが必要な商品です。今や、パソコンそのものはかなりご家庭に浸透してきましたが、ただそれをどのように使っているか、使いこなせているかはお客様によって様々だと思います。この“使いこなせている方”、つまり、ご自身で曲情報のフォルダなどを作成できるといった方を前提にしていたのがこれまでの商品でした。しかし、今回発売したものは、パソコンを持っているだけで、予備知識なしにすぐに使えるようになりました。多くの作業がほぼワンタッチで出来てしまうというところをコンセプトにしています。 |
| 吉野: たしかにこれまでは操作性の面で、少々敷居が高かったかもしれませんが、今回のものは気軽に使いこなせそうな感じですね。 |
| 毛塚: 本体にカラー液晶(2.2型QVGA低音ポリシリコンTFTカラー液晶)を採用し音楽情報を多彩に表現できるようにしました。また、外観上の見栄えも、どなたにでも受け入れられるようにしましたので、今までこういったラインの商品を知らない方でも、興味をひく、手に取ってみたいと思っていただけるかと思います。操作性でもかなり革新を遂げ、画面の操作ガイドと+(プラス)型のタッチセンサー〔プラスタッチ™〕 を連動させた作りにしましたので、いちいちマニュアルを見なくても簡単に扱えるようになっています。 |
| 吉野: ターゲット層としてはどの辺りを意識されていますか? |
| 毛塚: 当初、学生さんから20代の若者層を狙っていたのですが、実際は30代後半層、つまり子供の頃、携帯型のオーディオ製品で育った世代の方が興味を示してくださっているようです。そういう世代の方はもちろん、その下の層までにも裾野を広げて、新しいユーザーを開拓して行きたいと思っています。 |
| 吉野: では、実際に操作の仕方を教えてください。 |
毛塚: 付属の〔gigabeat room™(ギガビートルーム)〕というCDをパソコンにインストールしていただきます。そこからは本当に簡単。お好きな音楽CDからギガビートまでワンタッチで転送〔RipRec™機能〕できます。この部分は今までですと、パソコンとギガビート間のやりとりのみで、音楽をためるに際しては、例えばWindows Media Player®(ウィンドゥズメディアプレーヤー)※2 などといった他社製のソフトを使っていただくというお客様にお任せした仕組みでした。そこを今回は改良し、スルーでできるように。また、パソコンがインターネットにつながっている状態で音楽CDを挿入すれば、曲名、アーティスト名、アルバム名までがパソコン上に表示でき、それがそのままギガビートにワンタッチで転送できます。MDなどは、小さなボタンでアーティスト名などを入力しますが、そのわずらわしさなどもありません。 |
| 吉野: 全部ワンタッチでできてしまうなんてラクですね。データの転送にはどのくらいの時間がかかりますか? |
毛塚: CD1枚当たりおよそ5分程度でOKです。20ギガの容量を持つF20モデルでCD500枚分、約5000曲 ※3 。10ギガの容量のF10モデルでもその半分の量が入り、いつでも気軽に持ち運べ音楽を楽しめます。
そのほか、1曲1曲にCDジャケット写真などをネットから取り込み、ギガビートの液晶画面に表示できるようにしました。これについては、今回のモデルではまだマニュアル操作をお願いする形ですが、今後は自動的に取り込めるようなソフトをつけて進化させていく予定です。もちろん今回発売の商品に対応させますので、新しいモデルを買わずとも、ソフトウェアを入れ替えるだけで大丈夫なようにします。
さらに〔同期〕という機能もあります。これは、パソコンの中にある音楽をためているフォルダとギガビートとの曲情報量を同じにしてくださいという指定。しばらくつながなかった時でも、この操作をポンとするだけで、ギガビートにない未転送の曲だけが送られます。 |
| 吉野: そのほか、おすすめの楽しみ方はありますか? |
| 毛塚: はい。【ランダム再生】 機能では単に1枚のアルバムをランダムに再生するだけでなく、アーティストでも管理されているので、聞きたいアーティストだけのランダム再生といった使い方ができます。さらに、自分でフォルダを作れる少し上級者クラスの使い方にはなりますが、洋楽フォルダ、邦楽フォルダを作って、その日の気分で今日は洋楽だけ!という使い方もできますよ。 |
| 吉野: わぁ、カスタマイズ気分が高まってとっても楽しそう!では、充電の方法を教えてください。 |
毛塚: やり方は3通りあります。1つは同梱されているACアダプタを使うこと。もう1つはパソコンからUSBケーブルを挿入する。これは音楽を転送しているのと同時に充電もできてしまうので簡単な方法ですね。そしてもう1つは ACアダプタにつなげているクレードル(充電台)に置く、以上の3つです。3時間で16時間連続再生が可能です。 |
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| 吉野: さらにさらに、写真データやビジネスデータも持ち運べるのですよね? |
| 毛塚: はい。USBケーブルでパソコンにつなげていただけば、ギガビートがハードディスクと同じような役目をします。ですので、Microsoft Word®(ワード)やMicrosoft Excel®(エクセル)※4 、写真データなどを入れて持ち運び、外出先のパソコンにつなげば、またそこで作業ができるといったビジネスライクな使い方ができます。 |
| 吉野: 例えば、メール転送するには大きすぎる容量のデータを持ち運ぶにも便利ですよね。これは活用度が広がりそうです。 |
| 毛塚: ちなみに写真データですが、今はまだデータとして持ち運ぶのみで、ギガビートで閲覧することはできません。しかし今後はスライドショー機能などをつけて、本体で見られるようにする予定です。ソフトウェアをアップグレードしていただければ、今回発売のモデルでもそれを可能にさせます。 |